日本政府による世界遺産への登録の前提となる暫定リスト
■ 世界遺産ってどんなもの?
世界遺産は、 世界中にある遺跡や景観などを保護するため、1972年ユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基いて選定されるようになりました。
一口に世界遺産と言っても「文化遺産」「自然遺産」「複合遺産」「危機にさらされている世界遺産」などの種類があり、それぞれの世界遺産の種類になって区別されます。
登録されるためには、「顕著で普遍的な価値」を持つことが条件で、先日の石見銀山の登録でも分かるようにその登録の条件は厳しいものであることが分かります。近年では世界遺産の登録数が増えたため、その登録基準も厳しくなっているという指摘もあります。また、登録後も登録された内容の保護・管理が適正に行われているかのチェックもあり、世界遺産への登録は観光客が増えるなどの良い面がある一方、観光客が増える事で管理や保護が難しくなるという面もあるようです。
■ 世界遺産の歴史
世界遺産は1960年代、エジプト・ナイル川流域のダム建設によって水没の危険性のあったヌビア遺跡を救うため、世界の国々の支援によって行われた考古学調査、遺跡の移築などをはきっかけに開発から歴史的価値のある遺跡、建築物、自然等を国際的な組織運営で守ろうという声が高まり、1972年11月16日、ユネスコのパリ本部で開催された第17回ユネスコ総会において満場一致で成立した条約です。
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